電子マネーGoogle Pay(グーグルペイ)の活用法

スマートフォンの普及により、新しい決済が続々登場し、今やキャッシュレス決済の戦国時代とも言えそうな現代。2019年10月の消費税増税に伴う、キャッシュレス決済によるポイント還元が開始したのを皮切りに、その勢いはますます加速しています。今回は、数ある決済方法の中から、「Google Pay(グーグルペイ)」についてまとめてみました。

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Google Pay(グーグルペイ)とは

Google Payは、その名の通りGoogle株式会社が提供しているスマホの決済サービスです。おサイフケータイ対応のAndroidでのみ利用できるため、Apple社が販売しているiPhoneシリーズや、iPadシリーズでは利用することができません。ここでは、Google Payについてより詳しく説明していきたいと思います。

Google Pay(グーグルペイ)誕生までの歴史

2016年10月に競合である「Apple Pay(アップルペイ)」がサービスを開始し、遅れること2か月、2016年12月に発表されたのが、「Android Pay(アンドロイドペイ)」でした。Android Payは、当初「楽天Edy」にしか対応しておりませんでしたが、その後「nanaco」の対応も開始。2018年2月に「Google Pay」に統合し、名称も変更されました。

Google Payを利用するメリットは?

何といってもいつも持ち歩いているスマホ(Android)一つで決済できてしまうという利便性が最大のメリットです。Google Payに対応している電子マネーを登録してしまえば、支払いの度に電子マネーカードを財布から取り出すような手間をかけずに、決済することができます。ここまでは、他の決済方法とあまり変わりませんが、Google Payの場合は、他のスマホ決済アプリとは異なり、スマホをかざすだけで決済ができてしまうというところです。楽天PayやLINE Payであれば、決済するためにバーコードの表示が必要になるため、Google Payと比較するとやはり手間がかかる印象です。たったひと手間ではありますが、やはりスムーズな決済方法がGoogle Payを利用する一番のメリットと言えると思います。

Google Payで利用できる電子マネーは?

Google Payで利用できる電子マネーは、楽天Edy(エディ)、Nanaco(ナナコ)、WAON(ワオン)、Suica(スイカ)、QUICKPay(クイックペイ)、電子マネーiD(アイディー)の6種類です。サービス利用当初は、楽天Edyのみでしたが、2017年にはnanacoの対応を開始し、2018年5月には、Suica、WAON、その後QUICPay、電子マネーiDにも対応を開始しました。対応している電子マネーが増えたことで、利用できる店舗もますます拡大しています。

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Google Pay(グーグルペイ)の使い方

まずは、Google Payアプリのダウンロードが必要です。対応する機種は、おサイフケータイ対応、Android4.4以上です。アプリでは、登録可能な電子マネーのリストが出てきますので、その中から自分が利用する電子マネーを選択。あとはチャージするだけで、利用が可能になります。現金でチャージすることも可能ですが、便利でオトクなのは、クレジットカードでのチャージです。Google Payに登録されている電子マネーを画面上で選択し、チャージ金額を選択もしくは入力します。初回のみクレジットカード情報を入力して「チャージする」ボタンをタップするだけでチャージは完了です。アプリ内でチャージが完結するので、とても簡単ですし、いつでも必要な時にチャージができて便利ですね。支払い時には、店頭レジで「支払いは〇〇〇〇〇で」と、登録した電子マネーを伝えて決済用の端末にAndroidをかざすだけで決済可能です。

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利用可能な店舗

簡単に言うと、Google Payが対応している電子マネーを取り扱っている店舗が全て利用可能な店舗となります。例えば、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどのコンビニエンスストアや、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店などです。また、Google Payにクレジットカード情報も登録すれば、実店舗だけではなく、オンラインショップやUber、AirbnbなどのWEBサイトやアプリなどでも利用が可能になります。

電子マネーGoogle Pay(グーグルペイ)の活用法

対応クレジットカード

Google Pay(グーグルペイ)には、様々なクレジットカードを利用することが可能です。JCBやMastercard、Amex、VISAなどの国際ブランドはもちろんのこと、楽天カードやYahoo!JAPANカードをはじめ数多くのクレジットカードが対応しています。ここでは特にGoogle Pay登録におすすめのクレジットカードをいくつかご紹介したいと思います。

ビックカメラSuicaカード

Suicaを利用する人なら、基本還元率が1%、チャージでポイントが3倍(還元率がなんと1.5%!)の「ビックカメラSuicaカード」がおススメです。ビューカードが発行するクレジットカードの中でも、ビックカメラSuicaカードは、最も還元率が高い上、1年に1回でもクレジットカードを利用するだけで年会費524円が無料になりますので、実質無料で、高い還元率のクレジットカードを所有することができるのです。もしSuicaで支払うとポイントが貯まる店舗でGoogle PayのSuicaで決済すれば、チャージ時と利用時でポイントを二重取りすることも可能になります。例えばビックカメラSuicaカードでSuicaをクレジットチャージすると、JREポイントが1.5%貯まります。さらにビックカメラのお買い物時にSuicaでの支払いを選べば、現金払いと同率の10%ビックポイントがサービスされます。

イオンカードセレクト

電子マネーWAONの場合、チャージでポイントが貯まるクレジットカードは、「イオンカードセレクト」「イオンゴールドカードセレクト」もしくは「JALカード」、「JALカードTOKYU POINT ClubQ」に限られています。その中でもWAONを利用する人なら、手軽に作れて利用頻度が高い、「イオンカードセレクト」がおススメです。イオンカードセレクトなら、WAONへのチャージでもポイントを貯めることができますので、「ビックカメラSuicaカード」と同様に、チャージ時と電子マネーWAON利用時でポイントを二重取りすることができるのです。また、毎月20・30日の「お客様感謝デー」には、対象店舗でクレジットカードを利用すると、5%OFFの割引が適用されます。イオンカードセレクトイオンカード(WAON一体型)の兄弟カード!イオンカード(WAON一体型)の特徴を継承しつつ、イオン銀行のキャッシュカード機能をプラス!

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JCB CARD W

Google PayでQUICPay(クイックペイ)を利用するなら、「JCB CARD W」が一押しです。JCB CARD Wは,年会費無料にも関わらず、海外旅行保険や、海外ショッピング保険付帯のハイスペックカードで、基本還元率が1%と高いのが魅力です。さらに、QUICPayが利用できるセブンイレブンはJCBのパートナー店舗なので、ポイントが4倍(=還元率2%!)と超高還元になるという嬉しい情報も。ステータスの高いプロパーカードを年会費無料で持てるというのも魅力の一つですね。JCB CARD W信頼のJCBプロパーカード!39歳以下という制限はあるものの、年会費無料ながら高いポイント還元率で選ばれるWEB入会限定のクレジットカードです!

まとめ

電子マネーをさらにスマートに使いこなせるGoogle Pay。利用頻度の高い電子マネーを複数登録しておいて、チャージには高還元率のクレジットカードを設定するのがおススメです。これを機に、決済方法を見直して、毎日のお買い物を快適にしてみてください。